ETF(上場投資信託)で平凡でつまらない投資をしています
2015/01/01
私も曲がりなりにも「ファイナンシャル・プランナー」とか「FP」という看板でサイト運営していますので、それなりに投資とかもしています。
ただ、元来面倒くさがりなんで、会社を1つずつ詳しく分析して、「将来この会社は伸びるはずだから今のうち株を買っておこう」だとか、株価チャートを分析して「この株はそろそろ売り時、この株はそろそろ買い時だな」とかはやる気が出ません。
とゆうことで、投資成績は平均的なものでいいので、あまり分析とかせずに面倒じゃない投資方法として、国内と海外に投資するETF(上場投資信託)を毎月購入しています。
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投資信託なら個別の会社を選ばなくていい
投資信託は、簡単にいえば、みんなからお金を集めて代わりに色んな株や債券に投資してくれる商品です。
代わりに運用してもらうので、手数料はかかりますが、最初にどの投資信託を買うかを決めてしまえば、後はお任せというお気軽商品です。
面倒くさがりの人にもオススメですが、単なる投資信託だと、これもまたすごい数が販売されていて、どれを買えばいいのか迷います。
正直「確実に儲かって、手数料が安いところ」なら何でもいいという人も多いでしょうが、過去の投資成績と手数料をいちいち比較しないといけません。
もうそうなると、「もう大儲けじゃなくていいから、それなりの投資成績で手数料の安いところで…」というところで選んだのが「ETF(上場投資信託)」でした。
ETFなら低手数料で平々凡々な成績にできる
ETFは、証券取引所に上場している投資信託で、日経平均株価やTOPIXといった株価指数(上場している株式の平均値)に連動するように作られた商品です。
取引所に上場しているため、投資信託側の都合に関係なく、好きな時に買って好きな時に売ることができます。
連動する指数は日経平均やTOPIXのような、日本の平均株価以外にも、アメリカやヨーロッパ、オーストラリア等の先進国の株に幅広く投資した場合の指数や、中国・ロシア・ブラジル・インド等の新興国に幅広く投資した場合の指数なんかもあります。
つまり、これらを適当に買っておけば、うまいこと世界中に分散投資できるため、世界の景気が良ければ自分も儲かるし、世界の景気が悪くなれば損するだけです。
よく「株が上がって景気が良くなったとかいうけど、庶民には何の恩恵もない!」ていう論調がありますが、ETFなら最低投資額も1万5千円くらいからなので、平凡な投資成績であれば、毎月ETFを買うだけでOKというわけです。
東証・REIT・先進国・新興国を毎月購入
ということで、私が毎月購入しているETFがこちら4つ。
1.はTOPIX(東証株価指数)に連動するETF。まぁ日経平均株価みたいもんで、日本の株式の平均値です。
2.はJリートという、日本の不動産に投資するETF。土地や建物の家賃や売却収入が、投資家に分配されます。
3.は、海外の先進国(アメリカ、ヨーロッパ等)、4.は海外の新興国(中国、インド、ブラジル等)の株価指数に連動するETFです。
この二つで、日本を除いた世界中の株式市場に投資していることになるわけです。
私がこの投資を始めた頃は、海外の株価指数に連動するETFの数は少なくて、結果的に上記の組み合わせになっていますが、今はもう少し増えているので、本当はちゃんと比較した方がいいんでしょうが、面倒でやってません。
肝心の投資成績は?(2014年12月現在)
平凡でつまらなかろうが、ちゃんと利益が出ていれば問題ないかと思います。
2008年くらいから、ほぼ毎月購入して、現在では元本1,000万円で含み益と分配金合わせて412万円くらいです。
とはいえ、別に私の投資方法がスゴイとかそういうことではなくて、単純にリーマンショックの後、日本やアメリカの株価が急回復したからです。
多くの会社の株価が上がったため、平均値も上がって私のETFの含み益も増えたですね。
毎月定期的に決まったETFを買うだけなので、面白くとも何ともないし、世間がアベノミクスやバブルで沸いていたとしても、平均以上の成績には絶対なりません。
ただ、損しても平均を下回るわけではなく、景気が悪いときは株式投資している人ならみんなこれくらい損してる…という範囲におさまります。
ETFの毎月購入は、資産の一部を少しずつ株や不動産に置き換える方法でもありますので、インフレに対応する資産保全の面でも有効なんじゃないかと思っています。
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