実家の両親&妹をビックカメラで格安スマホに移行させた話(1日がかり)
(画像はビックカメラWEBサイトより)
本日、離れて暮らしている実家の両親&妹を、ビックカメラで格安スマホのIIJmio(みおふぉん)に移行させてきました。
最初から覚悟はしていましたが、いやはや、やっぱりスマホの使い方のレクチャーは大変ですね。
その苦労を伝えるべく、今回のエントリーは非常に非常に長文です。
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父親よりスマホ移行の希望有り(ただし安くしたい)
我が家の場合、父親が一番ガラケーからスマホへの移行に積極的でした。
というのも、趣味のテニスはいつもメンバーに声をかけてコートを予約しますが、その際LINEができないと面倒に思われてしまうらしく、そろそろスマホにしたくなったようで。
ただし、使用用途はメールと電話とLINEくらいだろうということで、大手キャリアで月額数千円~1万円も払うのは避けたい、ということで格安スマホにしてあげましょう、ということになったわけです。
とはいえ、大手キャリアから格安スマホに移ると、操作に分からないことがあっても街中のケータイショップに駆け込むわけにはいきません。
離れて暮らしている私がサポートセンターになってしまうのを避けるため、母親と妹にも同時に同サービス・同機種の格安スマホに移行してもらうことにしました。
こうしておけば、3人が同じスマホを使うことで、お互いに教えあうことが出来るはず、という狙いです。
ということで、まずは両親と妹にはdocomoショップでMNPの予約番号を取っておくように指示。
「今の携帯番号を維持するために必要なんで、とにかくdocomoショップに行って、『MNP予約番号ください』と言って来なされ」
その間に私は3人分のスマホをAMAZONで調達です。
使うスマホはZenFon5
いくらメールや電話、LINEくらいしか使わないとはいっても、あまりに1~2万円台のスマホでは今後のOSのアップデートや保証面で不安があるため、コスパで評判の良さそうなZenFone5にしました。
色も4種類ありますので、父・母・妹用にそれぞれ違う色(黒・白・赤)を購入(1台約3万円で3台で9万円)。
後はIIJmioのSIMを調達して挿せばいいだけですが、普通にIIJのWEBサイトから注文すると、到着まで数日待たないといけません。
これだと私が実家帰省時に手続きしてあげても、SIMが届くまで実家にいないといけませんし、もし何らかのトラブルで届かないと色々面倒です。
そこでお互いに日程調整して、即日でMNPして音声通話付のSIMを渡してくれる、ビックカメラのBICSIMカウンターで手続きすることにしたわけです。
開店してすぐにBICSIMカウンターで移行手続き
ビックカメラのサイト上では、開通手続きに非常に時間がかかるような記載があったため、開店と同時に入店してBICSIMカウンターに行きましたが、幸い全然混雑しておらずスムーズに手続きに移れました。
当初IIJのファミリーシェアプランにして、3人で10GBの高速データ通信が出来るようにしようと思っていたんですが、ファミリーシェアプランは3人の携帯電話番号を1人に集約して、あらかじめ名義変更しておく必要がある、とのこと。
さすがにそれだけのためにまたdocomoショップに行くのも面倒なんで、1人3GBとなるミニマムプランにしました。
まぁ金額的にも月当たり数百円の差ですし、ファミリープランだと将来事情が変わった時に手続きが面倒になりそうですから、これでもいいのかも。
手続きはほぼタブレットを見ながら操作するだけ
BICSIMカウンターでの手続き自体は、1人ずつにタブレットが渡されて、画面を見ながら必要事項を入力していくだけです。
ほとんど自宅でPC使って申し込み手続きするのと同じことを、店員さんの前でタブレット使ってやるだけ。
とはいえ、分からないことがあればすぐその場で聞ける、というメリットがあります。
実際、父は自分の誕生日を間違えて入力したため、免許証と違っていて軽くトラブっていました(笑
一通り手続きが終わると、メールで暗証番号が送られてくるため、Gmailのようなネット上で確認できるメールアドレスが必須です。
この時点ですでにDocomoのメールアドレスは使えなくなっていますので。
SIM受け取りまでの間、電源のON・OFF方法、初期設定レクチャー
無事カウンターでの手続き後、音声通話付のSIMが発行されるわけですが、45分ほどかかるということで、近くのカフェでZenFon5の電源ON・OFFの方法や、初期設定をレクチャーしました。
ビックカメラでの手続き時のタブレット操作でも気付いていたんですが、スマホやタブレットなんかのタッチパネル操作って慣れてない人は、「ググッ」って感じで強く・長く押しすぎちゃうようですね。
うちの両親共にそんな感じで、最初のうちは画面を長押ししすぎて誤操作が多かったです。
SIM受取り後はカラオケBOXでじっくり使い方のレクチャー
さて、無事SIMを受け取れたら、後はSIMをスマホに挿せば通信できるわけですが、スマホ初心者の両親と妹にはイチから全てレクチャーしないといけません。
どこかでご飯食べながら、お茶しながら・・・でもいいんですが、滅茶苦茶時間と手間がかかることは分かりきっていましたので、遠慮なく居座れるカラオケBOXに移動。
歌うのが目的ではないんで、ゆったりできる座敷タイプのあるカラオケBOX「パセラ」にしました。
パセラはご飯もそこそこおいしいし、無料WiFiも電源もあるので、こういうときに最適です。
パセラでレクチャーした操作は以下の通り。
- マナーモード設定
- 電話帳の作成方法
- LINEのダウンロードとアカウント作成
- みおふぉんダイヤルのダウンロード
- カメラの操作方法
電話帳に関しては、タッチパネル操作に慣れてもらうためにも手動での登録方法を説明し、自宅に帰ってからゆっくり登録し直しもらうことにしました(件数30人分くらいらしいので)。
LINEについては、通常操作やグループ作成に加えて、IIJmioのようなMVNOだとID検索ができないため、「ともだち追加」の際は「QRコード認証」を使うように説明。
これも今回3人同時に教えたため、QRコード認証の練習になったはず。
また、今までのガラケー時のような無料通話分や家族間無料通話はなくなるため、少しでも安くなるように「みおふぉんダイヤル」を導入。
これでとりあえず普段はLINEで通話しつつ、必要なときだけ電話しても、30秒10円です。
人にモノを教えるなら複数人に同時にすべき
そんなこんなで最終的に朝10時~夕方4時くらいまでかかって、ようやく上記全ての手続き・レクチャーが終わりました。
それでも、当初の目論見どおり、3人一緒に操作したため、飲み込みの早い人が他の人に教えることでこちらの負担を軽減しつつ、より理解を深められたのではないかと思います。
もしこれが私が一方的にずーっと話してるだけだったら、絶対頭に入らず分からないことだらけになってたんじゃないかと思います。
家庭教師のような1対1でのレクチャーって、1対多数よりももしかしたら難しいのかも。
なお、3人のうち一番乗り気でない母が一番飲み込みが早く、ラインのグループ作成は教えなくてもできちゃいましたし、帰宅してから検索キーワードを教えて自分で調べるように言ってみたら、USBテザリングもできたようです。
ウチの両親、二人とも60歳代半ばなんですが、スマホにスムーズに移行するにはギリギリの年齢だったかもしれません。
あと数年後になって教えるとなると、今以上に苦労しそうな・・・。
まさに思い立ったが吉日という感じ。
今のところ3人からはスマホの操作で困ってるという連絡はきていませんが、夏休みに帰省したときには改めて現状を確認してみるつもりです。
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