不動産投資に付加価値としてのFPサービスができないかと考えたことがある
FPによる相談サービスって、生命保険の相談だったら割と一般的ですが、純粋に相談料を取るタイプの相談サービスってまだまだ受けたことある人は少ないですよね。
相談料といえば弁護士ですが、FPに相談するときって弁護士ほど切羽詰った状態じゃないですから、なかなか数千円~数万円の相談料を払ってお金の相談をするっていうの人も多くはないのでしょう。
そこで、不動産投資とFP相談サービスを絡めてビジネスにならないかな、と考えたことがあります。
スポンサーリンク
賃貸経営ではなく入居者側のプランニングサービスで
とはいっても、賃貸経営を考えている人向けの、不動産投資のプランニングサービスではありません(そういうサービスを展開されているFPさんは既に大勢います)。
例えば、FP自身が賃貸経営を行い、入居者に対しては無料でFPの相談サービスが受けられる、とします。
賃貸経営の最も大きなリスクは、入居者が入らないことではなく、家賃を払わない入居者に居座られてしまうこと。
単に入居者が入りにくくなれば、リフォームして入居率を高めたり、取り壊して土地を売却という選択肢もありますが、居座られてしまうとそれも出来ませんからね。
人生イロイロありますから、最初から家賃を踏み倒すつもりはなくても、仕事を失ってそのままズルズル…ということはよくあります。
そうなる前に、定期的に(例えば1年に1度)その入居者さんのキャッシュフロー表を作成・更新していければ、常に優良入居者だけ入居している状態になるかもしれません。
家賃は金額が大きく、交渉次第でなんとかなってしまうため、ついつい支払いが後回しにされがちな費目ですので、問題が小さいうちに相談してもらえる関係を構築しておけば、契約解除以外にも対処は見つかるような気がします。
退去後は有料サービスに移行させても一定の割合で継続してもらえるかも
また、入居者が退去後も、相談サービスに価値を感じてくれれば、その後有料サービスに移行しても継続してもらえるかもしれません。
さすがに毎年顧問料をもらえるほどの関係性になるのは難しいかもしれませんが、その入居者さんが結婚・出産・住宅購入等の人生の転機に差し掛かるときには、一定の人が有料サービスでも希望してくれるでしょう。
また、もしFP自身がこの方法で賃貸経営を成功できれば、他の人の物件にもサービス展開したりすることもできるかもしれません。
とはいえ、実際にやろうとすると、賃貸経営のリスクもあるし、入居者ともガッツリ絡まないといけないので、不労所得のはずの賃貸収入に、手間ばかり増えてしまうので、あまり現実的ではないかもしれません。
ただ、独立系FPとして独立・起業して、単に相談サービスを売り込むよりは、賃貸業を展開しつつ、その付加価値としてFP相談を無料で付ける!というほうが、相談実績を上げていくにはいいかも…とも思います。
別に権利とか主張しない(そもそも単なるアイデアには権利とかないですけど)ので、リスク取れる人はやってみてください。
アドセンス336px
アドセンス336px
関連記事
-
FPの過去問解説サイトが丸パクリされて無料アプリになってた
私はファイナンシャル・プランニング技能士、通称FPの過去の試験問題を、WEBサイ …
-
子どものスイミングスクールから売上のプラスアルファを学ぶ
我が家のお子さん達は、今年からスイミングスクールに通ってます。 別にオリンピック …
-
脱サラを阻む?厚生年金の損得
以前、「5年後に会社を辞めることで自分に折り合いをつけた」にも書いたように、そろ …
-
育児用の模様替えサービス展開を考えたことがある
育児専用賃貸に住みたい!というサイトにも書いていますが、我が家では子どもが生まれ …
-
3級に続いて「2級FP過去問解説」のスマホアプリをリリースしました
3級に引き続き、ついに「2級FP過去問解説」の無料スマホアプリをリリースしました …
-
3級FP過去問解説のiphoneアプリはリジェクト
先日、3級FP過去問解説のandroidアプリをリリースしましたが、iphone …
-
3級FPアプリはまたリジェクト!もうCPI広告はやめます
以前、「3級FP過去問解説のiphoneアプリはリジェクト」でご紹介したように、 …
-
FP資格なんて取っても意味ない?誰でも取れるし一般常識レベル?
FP資格、特に入門であるFP3級を勉強していると、「こんな資格、3日もあれば取れ …
-
パクリアプリのデベロッパーからは返事無し。
以前、「FPの過去問解説サイトが丸パクリされて無料アプリになってた」で、私が運営 …
-
3級FP過去問解説の無料アンドロイドアプリを公開しました
昨日1月14日、FP試験の無料過去問解説サイト「3級FP過去問解説」のAndro …